家族と留学 -元MR, MSL がMBAへ、グローバル人材を目指して-

2017年9月から家族(妻1人、娘2人)を連れて留学する31歳外資系製薬会社勤務のMSLのブログです。いままでの仕事の経験や英語の勉強方法、留学のこと、家族とのことなど読んで頂く方に役に立つ情報を掲載できるブログにしたいと思います。

MBA留学は転職に有利?不利?

MBA留学は転職に有利?不利?
 
こんにちは!
 
今日はMBA後の転職について書きたいと思います。
 

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海外にMBA留学し、その後、転職の検討をされる方は多いと思います。
 
私は会社からの留学の一部サポート、および休職をさせて貰えたこともあり、元の会社に戻りました。
 
特に必ず戻らなければ行けないという制約があったわけではありません。
 
ただ自分のやりたい仕事があったことが戻った大きな要因です。
 
では転職は全く考えなかったのか、、
 
いえ、そんなことはありません。
 
現在でも機会に対してはOPENな状態で常にいたいので、チャレンジが出来、自分がやりたい仕事が出来るのであれば転職しても良いというスタンスでいます。
 
■海外MBAのブランド力はあり
 
さて、では実際に海外MBA取得は就職に有利に働くのか?
 
私は、働くと思います。
 
まず、色々な案件の案内が届きます。
 
■LinkedIn 
 
■Bizリーチ
 
リクルートキャリア
 
 
などに登録をしていますが、MBAの資格取得前と後では案内のある職種が変わって来ます。
 
これらのサイトには留学以前から登録をしていますが、留学前の案件はMRもしくはMSLの案件のみでした。
 
しかし、資格取得を記載した後は色々な案件が届きました。
 
製薬会社であれば
 
Marketing strategist
Digital transformation strategist
GTM(Go To Martket) manager
 
などです。またコンサル会社からの案件も増えます。
 
Consultant for healthcare industry 
Senior consultant 
 
などなどです。
 
実際に面接に臨んだ会社もあります。
 
面接というより、イギリスにいる間に「チャットしたいけどどうですか?」という感じですが。
 
あとはエージェントからの繋がりリクエストや案件紹介がものすごく増えました。
 
LinkedIn ではかなりのエージェントから繋がりリクエストがありました。
 
そんな感じですので、案件に困ることはないという印象です。
 
またすぐにエージェントとも繋がることが出来るので、聞きたいことがあればLinkedIn 経由で聞くことも可能です。
 
■評価されるのは、留学前の職務経験
 
何社かの方、またエージェントの方とコミュニケーションをさせて頂いて気づいたことは、MBA留学は一つのポイントに過ぎないということです。
 
海外MBAという記載は履歴書に書けば、希少性は少しはあるかも知れませんが、会社が望むのは、やはり実務経験また即戦力です。
 
そのため、インタビューの中で留学のことを聞かれるのは2割程度、8割は留学前の職務経験とAchievementです。
 
なので、留学時のことを息巻いて話そうとお考えの方はご注意ください。
 
多分あまり聞かれません!!笑&涙
 
 ■おススメはJACリクルートメント
 
JACリクルートメントは、外資系のヘルスケア関連の企業に特化したチームを持っていて、情報が豊富にあります。
 
何人かの方とLinkedIn 経由で繋がっておくと、ちょくちょく新たな案件の紹介があります。
 
またこちらから尋ねることも可能です。
 
コミニケーションにおいても丁寧に行って頂いてます。
 
エージェントによってはやたらと直接会いたがる方がいますが、いまの時代Skypeなどで連絡が出来る時代なので、最初の情報集めの段階から会う必要性は低いと思っています。
 
その点、JACリクルートメントの方は理解があります。こちらの要望を主に色々動いて下さるという印象です。
 
現在は充実した業務を行えていることに加え、修行だと思って業務に取り組んでいるので、転職活動は行なっていません。
 
ただ将来必要が出てきた場合にはJACリクルートメントにお世話になろうと考えています。
 
■まとめ
 
今日は転職について書いてみました。
 
有利に働くと最初に書きましたが、それはきっかけ程度。
 
やはり職務での経験が重視されるというのがポイントだと思っています。
 
では!お読み頂きありがとうございました。

MBA留学後の英語を維持する方法

こんにちは!

 

今日はMBA留学後に、どう英語力を維持するかについて書きたいと思います。

 

特に、Speakingについて書きます。

 

結論から申し上げると、とにかくSkype英語をフル活用する!これに尽きます。そしておススメはNativeCamp一択です!おススメ理由は後述します。

 

 

◆イギリスと日本の環境の違い

イギリスにMBA留学に行っている間は、英語を使う環境がそれはもう至るところにありました。

 

授業はもちろん、クラスメートとのディスカッション、地域で開催される無料の英語クラス、教会、家族寮でのコミニケーション。全て英語です。

 

なので自然とSpeaking力が身につきます。

 

では日本に帰って来てからはどうか?やはり仕事以外で英語を使う機会は限られます。

 

仕事でも週に一回テレカンがあるかどうか。同僚にアメリカ🇺🇸人がいますが、上司は日本人なので、基本は日本語でのコミニケーションです。Global とのメールのやりとりは頻繁に発生しますが、Speakingの機会は多くはありません。

 

◆求められる瞬発力 Speaking 

多分仕事で、Speaking に要する時間は週に1時間あるかないか。

 

これではSpeaking 力は維持出来ませんね。

 

特に瞬発力が要求されるSpeaking では、日頃から英語で話す時間を確保する必要があります。

 

会議で多いのが、’あれ、これなんて言うのが文法的に正しいんだ?’と考えている間に、議論が進んでしまい、発言する機会を失ってしまうケース。

 

そんな機会損失を防ぐために、常日頃から英語を話す機会を意識的に作り、準備をしておく必要があります。

 

英語は使わなければ、忘れますし、確実に瞬発力は落ちます。

 

留学していようが、海外経験があろうがなかろうが、人間使わない言葉は忘れます。

 

なので日頃から喋りましょう。英語を。

 

◆おススメはNativeCamp一択!!

NativeCampはSkype英会話の中で、最強と言っても過言ではないと思います。

  

定額制で、授業の回数制限なし。いつでも、どこでも受講が可能です。

 

最近はフィリピン人講師に加え、セルビア人、ナイジェリア人、カメルーン人などの先生との会話が追加料金なしで可能です。

 

ネイティブと話したい時は、予約が必要で追加でポイントを使う必要があります。私はたまにしか使いませんが、ネイティブと話したい人には良いシステムかと思います。

 

◆私のNativeCamp活用方法

私は平日1日1時間NativeCampを利用することで、Speaking の時間を確保しています。

 

基本全部通勤時間、しかも歩いている間だけ利用してます。それでも1日1時間は話す時間を確保してます。どんな感じかというと、、

 

まず、家から駅までの徒歩10分

 

次に、駅から会社までの徒歩25分(わざと会社から遠い駅で降りてます)

 

*会社に到着し、仕事をし、帰る時間になります。

 

そして、会社から駅までの徒歩25分(わざと会社から遠い駅からのってます)

 

最後に駅から家までの徒歩10分

 

これで合計70分。

 

たまに出来ない部分が発生するので、だいたい平均すると1日60分程度です。

 

これくらいやって、なんとかSpeaking力を維持できるかなという程度です。

 

行うレッスンは、基本はフリートークを行います。

 

仕事のことを話したり、使えるようになりたいフレーズを指定して例文を作ってもらって練習したり、プレゼンの練習をさせてとお願いして、ひたすら私が話すこともあります。

 

はっきり言って、超便利です。

 

友人を待つ5分の待ち時間でもあろうものなら、NativeCampを発動させます。

 

「5分だけしか話せないけど、ごめんね。」

 

と最初に断りを入れておけば全然OK。

 

講師も受講させた総時間数で給料が決まるため、短い時間でもそんなに嫌がられません。

 

ちなみに私は留学前、NativeCampの利用を開始して4ヶ月でIELTS のSpeakingが4.0から6.0に伸びました。

 

そして、半年後にはspeakingで6.5を取ることが出来ました。

 

あの頃は1日2時間くらいはやってましたね。笑

 

◆まとめ

とにかくSkype英会話をフル活用ください!予約のいらないNativeCampを特に私はおススメします。いつでもどこでも受講出来、かつ無制限です。

 

 

ぜひご活用ください!!

 

 

 

MBA留学からの職場復帰

 

MBA留学からの職場復帰

 

2018年9月に帰国をしました。

 

7月で修士論文を書き終えることが出来たので、8月は比較的余裕を持ってのんびりイギリス生活を満喫していました。

 

家族でヨーロッパ旅行もしたし、お世話になったイギリスのみなさんとのお別れ会もたくさんありました。

 

いま思うと、どれもがいい想い出です。

 

さて、今日の本題は「MBA後の職場復帰」に関してです。

 

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私は、元いた職場に戻ることを決意しました。

 

正直悩みました。

 

お金のことだけを純粋に考えたら、絶対的に転職をしたほうがプラスに働きます。

 

事実、お誘いを頂いた企業もありました。

 

でも私は戻ることに決めました。

 

理由は、主に2つです。

 

1つ目の理由は、私が扱いたいと考えていた製品が近い将来上市され、その発売の準備に関わることが出来ること。

 

2つ目の理由は、留学に際し背中を押してくれた部長・上司の存在です。

 

■1つ目の理由:新製品準備チームへのアサイ

 

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職場に戻る時に、新たなポジションを探していました。マーケティングのポジションか、それに近いポジションを考えていました。なぜならMBAにてビジネス全般のことを学び、事業の評価や製品のValue Propositionを作って行くような部門で仕事をしたいと考えるようになったからです。

 

そして新製品準備チームでのポジションにチャレンジしたい旨を、イギリスにいる間から部長/上長に伝えていました。

 

ちょうどそのころ、自分が扱いたいと考えていた製品が開発フェーズにあることも知っていました。

 

そしてそのポジションのアサインが得られる可能性が高いこともわかったので、元の職場に戻ることを決意しました。

 

■2つ目の理由;送り出してくれた部長や上長への恩返し

 

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イギリスにいた頃、自分の価値観の中で大きくなったことは、人からの助けや支え、またこちらからの助けや支えは人生を豊かにしてくれるということです。

 

イギリスにいる間、例えば私の娘が英語を話せず苦労していた時、娘の友人やその母親、地域で知り合った地元の人たちが、何かと娘のことを気遣ってくれました。

 

また家族寮に住んでいる間も、他の国から来ている留学生家族(マレーシア、イラン、ナイジェリアなど)が、移り住んだ当初は何かと我々家族を気に掛けてくれて、食事に誘ってくれたり、困りごとがあると助けてくれて、人の温かさに触れることが多くありました。

 

これらの助けや支えがあって、イギリス生活をとても充実した時間にすることが出来ました。

 

こういった素敵な時間を持つことが出来たのも、休職をして留学をするという決断を後押ししてくれた部長や上長がいたからだということを、帰国が近づいてくる中で改めて認識し、戻ることを決意しました。

 

戻ってみて・・・

 

最初は好奇の目で見られることも多かったですが、戻って1か月もしたら、普通の状態になりました。

戻って正解だったことはやりたかった仕事のポジションが掴めたことです。

 

社内異動でなければ、MBAを持っているからといって、転職でいきなり入れる部門でもなかったと思うので、このポジションで経験を積めることは私のキャリアには大いにプラスになると思っています。

 

Globalとのテレカンや、Global Meetingへの参加など、英語を活用する機会も日常からある部門のため、私が望む環境でもあります。

 

Forecastや事業性の評価などは、実際の経験がないため実例を通して先輩方から教わる毎日ですが、それもとても良い刺激になっています。

 

まだまだValueを出せていない現状もあるため、しっかり成果を出せるように引き続き努力を続けようと思います。

 

ということで今日は

 

MBA留学からの職場復帰

 

について書いてみました。

 

最後までお読み頂きありがとうございました!

 

 

Blog再開します!!

Blog再開します

 


昨年の8月から止めていたBlog活動を再開しようと思います。

 


帰国してから半年は新たな環境に集中するため、Blog活動をストップしていました。この間にも様々な出会いがあり、私のBlogを見て色々と参考にして下さっている方の存在を知りました。

 


帰国後のMBA生がその後、どのようなキャリアや生活を歩むのか。そんな視点で書かれたBlogは、これから留学を志す方の参考になるかも知れないと思いました。そんな訳で、少しずつにはなると思いますが、帰国してからの生活についても触れて行きたいと思います。

 


加えて、製薬業界は今、激変の時代です。おそらくM&Aや業界再編の波が次々にやってくるものと思います。MBA卒業後も製薬業界に戻った私なりの視点を、このBlog を通じても発信していきたいと思います。

 


五月中は更新頻度を週一回を目標にしたいと思っています。

 


読んで頂いている人の役に立つ情報の配信が出来る様努めていきます!引き続きよろしくお願い致します。

MBA留学 と 娘の英語力 留学10ヶ月目

こんにちは。久々にブログを更新しています。

 

 

最近は修士論文の執筆をする毎日です。

 

 

と同時に帰国の準備を進めています。日本には9月はじめに帰国する予定です。

 

 

MBA留学に関することをいままでは記事にしてきましたが、今日は娘の英語力について書きたいと思います。

 

 

すっかりネイティブっぽくなった6歳の娘

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7月も終わり、娘のイギリスでの小学校通いも終了しました。

 

 

最初は、それはもう大変な思いをさせているなと、毎日つらい日々でした。去年の10月、11月は、毎朝学校に行きたくないと泣いていた娘でしたが、いまではすっかり学校が好きになりました。

 

(下のブログに子供、小学校の適応のことについて書いています。)

 

 

sc1986.hatenablog.com

 

 

英語で表現することが苦でなくなった娘は、いつのまにか成長し、クラスの代表みたいなことまでやるようになってました。

 

 

先生いわく、みんなをリードすることが好きなようです。

 

 

そして、とても良い姿勢で勉強や先生の話を聞くそうです。

 

 

She has a good discipline. と先生が教えてくれました。良い規律を持ってるよということです。

 

 

 

 

英語力については、Speaking と Listeningはもう完全に僕の上をいっている状況です。

 

 

10ヶ月で抜かれました。いや半年たった時点ですでに抜かれていたと思います。子供の適応力には驚かされました。

 

 

使っている英語は簡単なものが多いものの、流暢さとレスポンスの速さがネイティブ並みなので、びっくりすることもしばしばあります。

 

 

例えば、

 

I am a teacher for you, today we have a class about writing, okay, okay, at first, I show the picture to you, and then you will write the same picture! okay?

 

 

これは家で学校の先生のまねごとをしている時に出てきた英語です。

 

 

使ってる英語は簡単ですが、ぺらぺら、ぺらぺら話す話す。これは多分におしゃべり好きの彼女の性格も関係しているとは思いますが。。。

 

 

しかし彼女はこれらの言葉を書くことは出来ません。

 

 

「Teacher」のスペルも、教えないと書けません。

 

 

つまり、ReadingとWritingに関しては、やっぱり練習が必要だと言うことです。(もちろん学校でアルファベットや簡単な単語は習っています)

 

 

一方日本語は・・・

 

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日本語はと言うと・・・・ルー大柴状態です。涙

 

 

「マネーがロストしたからギブして!」(お金なくしたから頂戴)

 

 

とか

 

 

「友達がルードして、フェルオーバーした。」(友達がよくないことして、ころんだ)

 

 

とか

 

 

たまに何を言っているのか本当にわからない時があります。笑

 

 

まあ、日本に戻ったら元に戻るとは思うのですが。

 

 

子供の頭の中はどうなっているのか、、と不思議に思う今日この頃です。

 

 

娘の英語をどう維持するか?

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日本に帰ったら娘は英語を使う機会は激減します。

 

 

多分いまの英語の力も失われます、なにもしなかったら。

 

 

けど、将来、またいまこちらで毎日遊んでいる友達とコミュニケーション取る時に、英語を話せたらきっと楽しいと思うので、そのためにも少しでも英語力を維持させてあげたいなと思ってます。

 

 

ということであれこれ計画していることはあるのですが、それはまたブログで報告したいと思います。

 

 

まとめ

今日は娘の英語力についてでした。

 

 

久々に息抜きにブログを書きました。

 

 

やっぱりブログを書くことは好きなのでこれからも無理のない頻度で更新していきたいと思います。

 

 

お読み頂きありがとうございます。

 

久々の更新です!

久々の更新

 

 

みなさんこんにちは。

 

 

MBA留学 と ○○ シリーズを続けていましたが、しばらくおやすみしてました。

 

 

僕がブログを書いていることをご存知の親しい方から心配のお声もあり、久々にブログを更新しました。

 

 

僕は至って元気ですし、家族も至って元気ですのでご安心ください。

 

 

最近はワールドカップ観戦で忙しい日々を過ごしてます。笑

 

 

ここ1ヶ月は、課題の締め切りや卒業論文の準備、帰国後のことで色々試行を巡らせることが多くあったこと、またパソコンに向かう時間が6月は減っていた関係もあって、ブログの更新が途絶えていました。

 

 

また、少し考えていることとして、ブログの収益化を検討しています。それもあって、はてなブログをお休みしてました。

 

 

毎日アクセス件数は増え続けてはいるのですが、なんとなく、ブログを書くモチベーションがアクセス数の増加だけだと限界を感じている今日この頃です。

 

 

時間と労力をかけて書いているので、レビューの数以外の成果も欲しい!!という気持ちも芽生えてきてしまい、それもあって、少しブログから距離を置いていました。

 

 

とはいえ、文章を書くこと、自分の気持ちを文字にして起こすことが好きな私ですので、時間を見つけてこちらのブログもちょくちょく更新していきたいと思います。

 

 

ということで、今日は簡単な生存報告でございました。

 

 

日本には9月はじめに帰国予定です。

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本日は以上です。なにか質問などあれば、コメント欄はチェックしてますので、お気軽にご質問くださいね!

 

 

それでは!

 

 

MBA留学 と 日大の対応

MBA留学 と 日大の対応

 

 

ブログを書く頻度が落ちており、すみません。

 

 

最近、時間はあるものの修士論文に取り掛かることであったり、日本に帰ってからのことをあれこれ考えていてなかなか、ブログに向かっていませんでした。

 

 

さて、今日はいま連日、日本で報道されている「日大の対応」に関して書きたいと思います。

 

 

「日大の対応」とサーバントリーダーシップの欠如

 

サーバントリーダーシップとは、アメリカのロバート・グリーンリーフ博士が提唱したリーダーシップ哲学で、「リーダーはまず相手に奉仕し、その後相手を導くものである」という考え方に基づくものです。

 

それと対になるリーダーシップが「強制型リーダーシップ」。これは従来型といわれるもので、いわゆる支配的なリーダーシップを意味しています。

 

 

今回の日大の対応を見ていると、日大の監督やコーチのスタイルは「強制型のリーダーシップ」スタイルと捉えることができるなと感じています。

 

 

下記にわかりやすい図を載せておきます。

 

  支配型リーダー サーバントリーダー
モチベーション 大きな権力の座につきたい 地位にかかわらず、他者に奉仕したい
重視すること 競争を勝ち抜き自分が賞賛されること 協力して目標達成し、皆がウィンウイン
部下への影響力の持ち方 権力を使い、部下を畏怖させる 信頼関係を築き、部下の自主性を尊重
コミュニケーション方法 部下に対し、説明し、命令する 部下の話を傾聴する
業務遂行方法 自身の能力を磨き、その自信を元に指示 コーチング、メンタリングから部下と共に学ぶ
成長への考え方 社内でうまく立ち回り、自身の地位をあげて成長 個人のやる気を重視し、組織の成長と調和させる
責任への考え方 失敗した際にその人を罰する為の物 責任を明確にし、失敗から学ぶ環境を作る

【出典】”The Essentials of Servant-Leadership: Principles in Practice” Ann McGee-Cooper and Gary Looper 

 

*この図はこちらのサイトから引用させてもらいました。

 

サーバントリーダーシップの意味とは?特徴や事例をご紹介 | BizHint HR(人事の悩みにヒントを届けるニュースサイト)

 

 

実はMBAの授業で上記のリーダーシップについて勉強する機会がありました。

 

 

特にこのサーバントリーダーシップの授業には重点が置かれていて、2日間のセミナー、プラスしてプレゼン課題まで出されました。

 

 

なぜこれほどまでにこのリーダーシップに重きが置かれているかというと、昨今のリーダーのコンプライアンスにおける問題やリーダーのスキャンダル絡みの問題の社会的な関心の高まりを背景として、組織を導くリーダーの持つべき道徳観や倫理観が、組織を守る上でも非常に重要になってきているからということでした。

 

 

授業では「まあ、(当然)そうだよね、うん、道徳観は大切だよね」と聞いていました。

 

 

でも改めて今回の日大の騒動を見ていると、組織としてのリーダーの持つべき資質とは?ということを改めて考えさせられました。

 

 

なんだか物事の事象をちょっと学問的に捉えようとする自分に恥ずかしさを覚えます。

 

ただ逆にこのようなことを勉強していたおかげもあって、どのような点が日大の対応としてまずかったのかを理論と結びつけて考えることが出来ているのは、一つの学びなのかなと考えています。

 

 

また自分自身が組織を導く立場に身を置いたときにどのように行動すべきか、どのように心を置くべきかということも考えさせられる事件だったなと思います。

 

 

 日大の対応の不誠実さ

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世間でもかなり話題になっていますね。

 

 

日大の対応の不誠実さ。今日会見を見ました。

 

 

選手の理解と監督・コーチからの指示に乖離があったことを主張しているのが日大側です。ただ、会見を見ていてもそこに至ってしまったことに対する反省の言葉のふしぶしには、

 

 

「自分たちは怪我をさせろと指示は出していない、学生側の理解が欠けていた、(なんて余計なことをしてしまったんだ)」

 

 

というような心情が見え隠れしています。

 

 

学生を精神的に追い詰めて、「潰してこい」と暴力に繋がる言葉を発しておきながら、自分の非を100%潔くは認めない姿勢には憤りを感じました。

 

 

私は日大の監督とコーチの会見を見て、「(50%位は我々が悪いが、50%位は学生にも非がある)」といった姿勢を感じました。

 

 

大人として、人を指導する立場の人が発する言葉ではないな、不誠実だなと感じたというのが率直な意見です。

 

 

また(言い訳じみた)会見をした意味もよくわかりませんでした。

 

 

ネットでは「火に油を注いだ」と中傷されていますが、まさしくその通りだなと思います。

 

 

こんな人達の下で、働く・指導を受けるのは嫌だなと思ったのが正直な感想です。

 

 

きっと現日大のアメリカンフットボール部の中にもそのように感じた学生は少なくないのではないかと思います。

 

 

サーバントリーダーシップ

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学問的な一つの示唆はこちらの図になるかなと思っています。

 

 

日大には「生徒を支え、支援する」という姿勢が著しく欠如しているように感じます。

 

 

口では「生徒に頑張って欲しい」「もっと成長して欲しい」と言っていますが、それは生徒のことを思って発せられている言葉というよりも、生徒が成長すればコーチとしての自分の成果となるといった感情が見え隠れします。

 

 

また監督も生徒とのコミュニケーションは少なかったとコメントをしているように、支えるタイプのリーダーでなかったことは容易に想像できます。

 

 

生徒を恐怖でしばり、恐怖で動かしてきたんだろうなと思います。

 

 

そんな組織が垣間見えてしまった会見でした。

 

 

まとめ

今回の騒動で組織の長の取るべき行動や資質を改めて考えさせられました。

 

 

日大は完全に反面教師になっていると思います。

 

 

こういう対応の仕方を取ってはいけないよ、ということを敢えて世間や社会に教えているのか?と思えるほど、憤りを感じる会見でした。

 

 

一方で危害を加えてしまった学生の会見は立派でした。

 

 

自分の非や弱さを完全に認め、監督やコーチへの感情などについては自分がコメントすべきことではないと対応し、批判も文句も言わない彼の姿勢には多くの方が共感したと思います。

 

 

立派な大人に成長して欲しいと切に願います。

 

 

久々のブログは最近の日本で起きているアメフトに関してのブログでした。

 

 

以上です。お読み頂きありがとうございました。

 

 

MBA留学 と マラソン

MBA留学 と マラソン

 

 

こんにちは。

 

 

課題もだいたい終了し、残すところ修士論文のみになりました。

 

 

先日日曜日は、リーズのハーフマラソンに参加をしてきました!

 

 

リーズハーフマラソン

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ヨークシャー地方最大のマラソンイベントらしく、当日は一万人以上の参加者でにぎわっていました。

 

 

毎年この時期に開催されるらしいです。

 

 

久しぶりのマラソン、練習もほとんどせずに挑んだのでどんな感じになるか不安を抱えながらのスタートでしたが・・・

 

 

無事完走できました。タイムは1時間44分。

 

 

個人的に2時間切れたらまあいいかと思っていたので、合格とします。

 

 

でも4年前に日本でハーフマラソン出場したときは確か1時間30分程度でした。

 

 

身体の衰えを感じますね。二日経っても足の筋肉痛は残ってますし。

 

 

肺よりも足の筋肉がきつかったハーフマラソン

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前回日本で出場したハーフマラソンは肺(呼吸)のほうが苦しかったと記憶しているんですが、今回は足の筋肉が最後悲鳴を上げてしまいました。

 

 

肺はむしろ余裕でした。

 

 

これはひとえに長距離を走る練習不足ですね。

 

 

いつも30分程度、多分5km位しか走っていなかったので、ハーフマラソンの21kmに耐えうる筋力がついていなかったものと思われます。

 

 

天気もよく、気持ちよく走ることが前半は出来たので、もっと練習すればより快適に走れたかなと思います。

 

 

 

終わった後はみんなでパーティー

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今回は日本人の友人数人が参加していました。

 

 

日本で一緒にNCUKという英語コースに通っていて、いま一緒に留学に来ている人たちです。

 

 

僕含めて3人出場。終わった後は、一人の友人家族のおうちにお邪魔して、お疲れ様会をしました。

 

 

応援してくれた家族や子供達も交えてみんなで日本食(おにぎり、とん汁、からあげ、たまごやき、etc)を楽しみました。

 

 

走り終わった後のビールはやっぱり格別でした。

 

 

まとめ

今日はリーズマラソンに出場したお話でした。

 

 

日記みたいになりましたね。

 

 

最近更新が滞っているので、すこしネタを探して頻度を高められるように頑張ります!

 

 

お読み頂きありがとうございました。

 

MBA留学 と Reference

MBA留学 と Reference

 

 

MBA留学をする方、また留学する方であれば、誰しもが苦労するであろうことがあります。

 

 

それが、

 

①正しいReference(参考文献)の仕方

 

それから

 

②Reference List(参考文献一覧)の管理の仕方

 

 

です。今日はちょっとした時間短縮術も含めて内容をご紹介したいと思います。

 

 

①正しいReference (参考文献)の仕方

 

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MBAの同級生の留学生の中に数人います。

 

 

「あなたのReferenceには問題があります」というメールを受け取った友人が。

 

 

話を聞いてみると、細かいことは気にしないで書いている人も多いです。

 

 

みんな独自の方法で、調べたりしてReferenceしてるんだなと思います。

 

 

でもこれは、危険なのでやめてください。各大学には各大学のReferenceのルールが存在しますので、従うのが基本です。

 

 

イギリスのMBAでは、アカデミックな側面も求められます。正しいReference Listを作ることは、評価をもらう上でも重要になります。

 

 

ちなみにリーズ大学のReferenceのルールは下記のリンクに記載されてます。よかったら参考にしてください。

 

Leeds Harvard referencing examples

https://library.leeds.ac.uk/referencing-examples/9/leeds-harvard

Common issues when using Leeds Harvard

https://library.leeds.ac.uk/info/1402/referencing/50/leeds_harvard_introduction/3

 

Googleで調べると大学ごとのルールも調べられると思います。

 

 

各大学とも学生向けにガイダンスを用意してるはずなので必ず目を通すことをオススメします。

 

 

危険なのはネットに記載されているブログの情報や他大学のルールに従って書いてしまうことです。

 

 

大きくは違わないかもしれませんが、自分の大学がどのようなルールを持っているかは、念のため確認されてください。

 

 

②Reference List(参考文献一覧)の管理の仕方

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これも同級生の中には、手作業で行っている人もいたり、自分でABC順に語順を並び代えて微調整をしている人もいますが、これはオススメしません。

 

 

ミスの元になりますし、なにより時間のロスになります。

 

 

一番良い方法はMicroSoft WordのReference機能を使いこなすことです。

 

  

www.youtube.com

 

この動画で基本的な使い方は説明されてます。

 

 

Leeds大学はHarvardスタイルを採用しているのが、動画と少しだけ違うところです。

 

 

日本語のMicrosoft Word のTabですと、

 

 

Tab「参考資料」⇒「引用文献の挿入」

 

 

というボタンをクリックします。

 

 

ここから文献情報を入力していきます。

 

 

文献情報は、特に書籍情報や文献情報の場合は'cite this for me'というサイトが役に立ちます。

 

www.citethisforme.com

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このサイトで文章中に使うReferenceと、リファレンスリストに載せるReferenceの違いも確認が出来ますし、コピー&ペーストも可能です。

 

 

 ワードの機能とあわせて使用することで、参考文献の管理が非常に楽になりますのでオススメです。

 

 

もしまだお使いでない方がいたら、使ってみてください。

 

 

まとめ

 

今日は

 

①正しいReference(参考文献)の仕方

 

②Reference List(参考文献一覧)の管理の仕方

 

についてのブログでした。

 

 

参考にして頂けると幸いです。

MBA留学 と Essay

MBA留学 と Essay

 

ご無沙汰しています。

 

 

ようやく修士論文以外のエッセイが全て終了しました!!そのためなかなかブログに向かう時間がありませんでした。

 

 

5月末までの締め切りのものもいくつかありますが、とりあえず全部終わらせました。

 

 

なので一昨日、昨日はプレミアリーグを観に、レスターに遠征しにいったりしてきました。

 

 

岡崎選手のサインももらうことができ、大満足の一日でした。

 

 

タイムマネジメント

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エッセイを書き進めていく上で一番大切になるのが、タイムマネジメントです。

 

 

sc1986.hatenablog.com

 

上記のブログでもエッセイの書き進め方について記載しましたが、ここに書いてあるメソッドはあながち間違いじゃないなと思ってます。簡単に転記しますと。

 

①Table of Contents(枠組)を一番初めに作成する。

②大項目と小項目を作成する。

項目ごとの文字数を決定する。

④一日に書く文字数を決める。

⑤時間を決める。

⑥携帯電話は目につかない場所に。音はOFFに。

 

こんな方法になります。

 

 

僕の英語力はたいしたレベルにはありません。

 

 

ただこの方法で書いた論文はだいたい狙い通りの日付、前後1~2日で書き終えることが出来てます。

 

 

この間提出した修士論文のProposal (計画書)もDistinctionゲットできました。

 

 

 

どうやって時間を管理するか?

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上記のメソッドに加えて有効だなと思う方法が2つあります。それは、

 

■遊びや旅行、家族の予定を先に入れてしまう。

■エクセルで一日の文字数、目標を管理する。

 

ということです。

 

 

例えば、今回のケースで言えば、僕はリラックスした気分で初のプレミアリーグの観戦を楽しみたいと考えていました。

 

 

なので、5月2日までに全ての課題が終わるようにタイムラインを敷きました。

 

 

5月末締め切りのものもありましたが、それも早めに終わらせたほうが気が楽だろうと思って、早め早めに書くように心がけました。

 

 

そのおかげで、プレミアリーグ観戦前に全ての課題を終えることが出来ました。

 

 

またエクセルファイルには、全ての課題一覧とデッドライン、一日の目標文字数が書けるようにしてあります。

 

 

何人かのクラスメートに「なんでそんなに早く課題終わるの?」って聞かれたときに、この管理表を見せた時に「日本人ってまめだね、とてもOrganizeされてるね」とほめられました。

 

 

その後クラスメートからの要望もあって、数人にファイルを共有しました。

 

 

作るのは非常に簡単なファイルなんですが、自分のタスク(するべきこと)とデッドライン、その日の目標を一目で見れるエクセルの効果は実は絶大で、僕の時間管理に大いに一役買ってくれています。

 

 

まとめ

 

今日は特にエッセイの時間管理についてのブログでした。

 

 

明日からは、修士論文に取り組み始めます。

 

 

7月末までに期限を設定して、8月は少しゆっくりできるように計画しています。

 

 

12000字の英語の論文だと思うと気が重くなりますが、上記のメソッドを活用して、細かくタスクを区切って進めていくことで、精神的な負担を軽減させたいと考えています。

 

 

ということで本日は以上です。

 

 

お読み頂きありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

MBA留学 と Japanese Festival

MBA留学 と Japanese Festival

 

 

先週の土曜日は家族で、Japanese Sakura Festival in Leedsに参加してきました。

 

 

Leeds大学の日本人留学生(若い大学生の皆さん)が企画をしたものです。

 

 

日本のことをもっとよく知ってもらおうと企画されたものだそうで、LeedsのCity Museumを借りて開催されたお祭りでした。

 

 

Japanese Sakura Festival in Leeds

 

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クラウドファンディングで資金集めをしたり、協賛企業を募ったりなど、とてもしっかり準備がされていて、今時の大学生はしっかりしているなあと関心しました。

 

 

家族で楽しませてもらいました。

 

 

当日の写真はこちらです。

 
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少なくてすみません。あんまりいい写真がありませんでした。

 

 

久しぶりに聞いた太鼓は迫力満点。心が震えました。

 

 

1歳半の娘は終始怖がっていましたが。笑

 

 

桜の風景が上映された日本を見て、「あー、いいなあ、帰りたいなあ」と素直に思いました。

 

 

今年はイギリスにいたため、お花見をすることが出来ませんでした。ですので、なおさら桜の素敵な風景はホームシック心をくすぐりました。

 

 

外国にいるからこそ気付いた日本の素晴らしさ

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外国にいるからこそ、日本の良さに気付くことがたくさんあります。

 

 

たとえば春。

 

 

日本の春は素晴らしいですね。気温もぽかぽかで桜もとてもきれいです。

 

 

イギリスの春は、、、寒いです。今日も10度前後。冬とおんなじ格好をしています。

 

 

今年は格段に寒いらしいですが、正直、寒いところは苦手です。

 

 

その他にも、道路のごみが少なかったり(イギリスは至るところにごみが落ちてます)、顧客対応やメールの返信も迅速です(イギリスは結構適当なところが多いです)。

 

 

時間を守る、調和を大事にする、そういった部分も日本の良い部分かなと思います。

 

 

いわゆる道徳的な部分はきっと教育がきちんと行き届いている証拠だろうと思います。

 

 

変わった子供達に遭遇

 

道徳といえば、先日変わった子供達に遭遇しました。

 

 

いわゆるチンピラ風な子供達ですね。

 

 

この間友人宅にお邪魔した際に、ビールの買出しに友人と出かけました。

 

 

ビールを手に持っていたら、13~4歳くらいの少年らから「ビールくれよ」的な感じで声を掛けられました。

 

 

「君達若すぎるでしょ」って、返したら。

 

 

「俺の国ではこの年でもお酒飲めるぜ。なんでUKではダメなんだよ。わけわかんねーぜ」的な、返事が。

 

 

どうやら移民の子供のようでした。

 

 

「どこの国?」って、返したら。

 

 

スロバキア。だから手に持ってるビール頂戴」と。

 

 

「へー、そーなんだ。でもあげないけどね。バイバイ」とさらっと返事して帰りました。

 

 

その後、ちょっと気になったので、スロバキアの飲酒年齢を調べたら18歳でした。

 

 

やっぱりと言うべきか、まあ嘘だろうなとは思いましたが。

 

 

道徳が関係するかはわかりませんが、13~4歳くらいの移民の子供に出会って、ビールをせがまれるなんて変な経験はなかなか日本にいたらしないだろうな(したくもないですが)と思った次第です。

 

 

まあ、でも日本も場所にもよるかもしれませんがね。

 

 

まとめ

今日はお祭りに行った感想と、日本の良さについての簡単なコメントでした。

 

 

ちなみにお祭りは大成功の様子で、会場は行列が出来るほどの大盛況でした。

 

 

多くのイギリス人家族が訪れていました。

 

 

また日本が大好きそうなゴスロリ風の格好した人達や、着物コレクターのイギリス人にも出会いました。

 

 

異国の地の人がなんらかの形で日本を好きでいることを私自身は嬉しく感じました。

 

 

そういう思いを抱く自分はやっぱり日本人なんだなとしみじみ思いました。

 

 

ということで、本日は以上です。

 

 

お読み頂きありがとうございました。

 

MBA留学 と 日本

MBA留学 と 日本

 

こんにちは。久しぶりのブログです。

 

 

この1週間はエッセイの締め切りが近くなってきたこと、またグループワークも来週のプレゼン/エッセイ提出に備えて忙しくなってきてしまい、なかなかゆっくりブログに向かう時間がありませんでした。

 

 

さきほど、グループエッセイの自分のパートを書き終えました。

 

 

多分、書き直しが発生するとは思うのですが、とりあえずいまは終わったことの開放感に浸りながらブログを書いてます。

 

 

さて今日のブログはMBA留学と日本についてです。

 

 

日本企業はたくさん取り上げられます。

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僕がMBAの授業を受けていて、頻繁に感じることは「日本企業」ならびに「日本のビジネス」について取り上げられることが多いなということです。

 

 

例えば、今週受けたInternational Businessの授業では、日本の戦後の成功要因の一つは「非常に優れた教育システム」にある、という紹介がありました。

 

 

またOperation Management の授業ではTOYOTAの「改善(KAIZEN)」についての紹介や、京都にあるロボティクスを活用したレタス栽培の事例紹介などがありました。

 

 

これ以外にも、この半年授業を受けてきて、数多くの日本企業や日本の話題が出てきました。もちろん、イギリスにいるのでイギリスの会社が頻繁に出てくるのはもちろんですが、アメリカや日本の企業というのはその次位に多くに登場してきました。

 

 

僕はその度に、僕らの祖父や父の世代が日本の価値を世界に広めたんだな、すごいな、という思いと、日本人でいるということは恵まれているんだな、誇らしいなという思いを抱いてきました。

 

 

この感覚は、いま日本を離れているから感じることの出来る感覚なのかなと思います。

 

 

攻め上手で守り上手な日本

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日本には多くのグローバル企業があります。

 

 

様々なケースが存在しますが、僕が学んできた中での印象は、日本は海外に進出するのも上手、かつ守るのも上手なんだなということです。

 

 

例えば、攻めの部分。TOYOTASONYなどは、世界各国でその製品を見ることが出来ます。

 

 

International Businessの授業では「SOGO SHOSHA(総合商社)」が日本のグローバル化に一役買っているという話がありました。

 

 

SOGO SHOSHA ってスライドに出てきたときは、何だこの単語は?知らないぞって一瞬思いました。笑

 

 

それはさておき、むしろ他の国にはないの?と思ったので、質問したら、イギリスの場合はその役目がコンサル会社の役目であったり、メーカーそのものが単独で海外に進出するケースも多くあるとのことで、グローバル化に関して商社が活躍する機会は日本ほど多くないといったような回答をもらいました。

 

 

反対に、守りの部分では、島国日本の独特の文化やワーキングカルチャー、言語の違いが海外の企業が日本でビジネスをすることを難しくしている要因に挙げられるようです。

 

 

TESCOというイギリスでNo.1のスーパーがあります。

 

 

2000年代、相次いでアジア各国に進入しました。タイや台湾、中国、韓国。

 

 

タイや中国ではいまでも大成功を収めており、非常にメジャーなスーパーになっています。

 

 

日本には、2003年に進出しています。

 

 

でも8年後の2011年に日本から撤退しています。

 

 

日経新聞には以下のように書かれていました。

 

 

’同社が世界戦略で重視するアジアのなかで、不振が目立っていたのが日本。3~5月期の売上高を地域別にみるとアジアは3.2%成長を確保したが、中国やタイが高成長を見せたのに対し、日本やマレーシアは減収。日本はデフレを背景に不採算の店舗が多く、成長シナリオを描き直すのが難しいと判断したとみられる。

同社の店舗は小型店中心で食品スーパーとコンビニの間で差異化に苦しみ、強みとするプライベートブランド(PB=自主企画)商品も消費者に浸透しなかった。英テスコによると、日本の129店のうち黒字店は「半分超」にとどまっている。

 

特に言語云々のことは書かれていませんが、日本独自の商習慣は少なからず影響しているのではと思います。テスコ以外にもカルフールなども日本から撤退しているようですね。

 

 

スーパー以外にも、ドラッグチェーンのBootsやダンキンドーナツ(いずれもイギリスではメジャーな会社です)なども過去日本から撤退しています。

 

 

こういう事例のために、日本は進出上手で守り上手なんだなと思うように至りました。

 

 

まとめ

上記に書いたことはあくまで一例ですが、いままで授業を受けたきた中で感じた印象を今日は簡単に紹介しました。

 

 

ここからは完全な主観ですが、日本が誇る顧客サービスや品質は世界で戦う上で強みになると思っています。

 

 

また納期を守る、規律を守る、仲間を大切にする、尊敬しあう、という一見当たり前に思えるようなことも、グローバルな環境に身を置いていると「あっ、こういう部分も日本人が持つ強みなのね」と思うことがしばしばあります。

 

 

日本人、他の国の人、という風に一括りにして語るつもりはありませんが、どうしてもこっちにいると感じる「日本人」という感覚を今日は少しだけ自分なりに書いてみました。

 

 

本日は以上です。

 

 

お読み頂きありがとうございました。

 

 

 

MBA留学 と ファミリーイベント

MBA留学 と ファミリーイベント

 

こんにちは。

 

 

ご家族でMBA留学される方が気になる一つのポイントとして、家族がいかに楽しんで現地の生活を過ごすことが出来るか、ということが挙げられると思います。

 

 

リーズは家族をお持ちの方には非常に良いところだと思います。

 

 

大学とシティセンターが近いため買い物もしやすいですし、都会過ぎず、田舎過ぎずで非常に快適に暮らしている今日この頃です。

 

 

リーズ大学ではちょくちょく家族向けのイベントも開催されます。

 

 

大学のユニオン(Union)という、日本で言うサークルみたいな団体が主催するファミリーイベントであったり、大学そのものが企画するもの、また街でちょくちょく開催されるようなものまで色々あります。

 

 

Family Event


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今日は非常にぽかぽか陽気でした。

 

 

公園に行く前に、大学でFamliy Event がやっているという情報を昨晩インターネットを通じて入手したので、ちょっとのぞきにいってきました。

 

 

そしたら大学のUnion主催のFamily Eventが開催されていて、カップケーキ作りや、ガーデニング作り、また子供達が遊ぶ遊具が用意されていたりしました。

 

 

娘達も喜んで遊んでいました。

 

 

いくつか写真をのっけますね。

 

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フリーのランチまで付いていたので、ちょっとの時間のつもりがついつい会場に長居してしまいました。

 

 

会場を出た後はハイドパークで家族でひなたぼっこ。

 

 

昨日のブログでも書きましたが、相変わらず、すごいたくさんの人がいました。

 


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多くのイベントを開催するUnion

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Leed Union のEvent情報はこちらのURLからご覧いただけます。

 

 

Leeds University Union - Union Events

 

 

ファミリー向けのものは数は多くありませんが、いくつか出てきます。

 

 

最近チェックしてなかったのですが、昨日たまたまファミリー向けのイベントの開催情報を見つけたので、今日大学に行きました。

 

 

多種多様なイベントが学生のために開催されているので、リーズ大学に留学予定の方はぜひチェックしてみてくださいね。

 

 

 

まとめ

今日は家族向けのファミリーイベントの紹介でした。

 

 

結構色々な家族連れの人が来ていて楽しかったです。

 

 

みんな基本学生なので、他のお父さんお母さんにも親近感が湧きます。

 

 

知り合いを増やすいい機会にもなるかもしれませんね。

 

 

ということで本日は以上です。

 

 

お読み頂きありがとうございました。

 

MBA留学 と ハイドパーク

MBA留学 と ハイドパーク

 

 

ようやくイギリスにも春が訪れました。

 

 

気温も20度近くまであがるようになってきました。

 

 

夜は暗くなり始めるのが20時位からなので子供達は20時近くになっても家の外で遊びまわっている今日この頃です。

 

 

今日は勉強の合間にリーズ大学ビジネススクールのすぐ近く、ハイドパークに散歩に行きました。

 

 

ハイドパーク

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留学前は大学近くの「ハイドパーク」は’とにかく怖い公園で、夜は危険’といった情報をネットで見ていたので、そんなところの近くに住むのはいやだなという思いがありました。

 

 

でもこれは夜の話でした。

 

 

昼間は本当にのどかで、とても良い公園です。

 

 

日本で例えるなら代々木公園みたいな感じです。

 

 

代々木公園も昼はのどかで、夜はちょっと物騒な感じがしますよね。

 

 

それと似たような感じです。

 

 

大勢の学生がひなたぼっこ

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びっくりしたのが、多くの学生がひなたぼっこしていることです。

 

 

暖かくなると、こんなに人の行動って変わるんだなと驚きました。

 

 

その数およそ300-400人。いや、今日はもっといたかな。

 

 

たまたま授業の合間に散歩に出かけたら非常に多くの学生達がひなたぼっこをしていてとてもびっくりしました。

 

 

写真はこちら。

 
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ちょっと、人の多さに圧倒されました。

 

 

でも昼間からビール飲んで騒いでいる学生を見た時に、

 

 

「あー、自分も大学生の時はこんなことばっかりしてたな」と懐かしい思いと、「大学生から見たら自分はもうずいぶんおじさんになってしまったな」という切ない思いが同時にやってきて、言葉に表すのが難しい、なんだか変な気分になりました。

 

 

土曜日のパークラン

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そんなハイドパークですが、土曜日朝9時から10時は毎週パークランが開催されています。

 

 

200人くらいのランナーが毎週土曜日に自分のタイムを計って走ってます。

 

 

僕はあんまりタイムとか気にしていないので、集団に混じってただ走ってます。

 

 

なんだかイベントに参加している気分が味わえて、ちょっとだけ楽しいです。

 

 

暖かくなり、朝の公園を走るのはとても気持ちが良いので参加できる土曜日のパークランには積極的に参加したいと思います。

 

 

冬場は寒いのであまり行かなかったので。

 

 

まとめ

中身の薄いブログですみません。

 

 

今日はリーズ大学ビジネススクールのすぐ裏手にあるハイドパークの紹介でした。

 

 

そういえばリーズ大学のビジネススクール自体の紹介をしていないような。。。

 

 

いずれしたいと思います。

 

 

ということで以上です。お読み頂きありがとうございました。

 

 

MBA留学 と Cadbury

MBA留学 と Cadbury

 

 

タイトルだけ見たらなんのこっちゃですよね。

 

 

Cadburyはチョコレートの会社です。

 

 

僕は知りませんでしたが、奥さんは知ってました。

 

 

有名なんだそうですね、僕は世間知らずのようです。

 

 

このCadburyのことを一つのグループワークで取り組むことになりました。

 

 

Cadbury

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Operation Managementの授業のグループエッセイでこの会社のサプライチェーンについて記述することになりました。

 

 

そういえば娘がこのチョコ食べてたな位の認識しかありませんでしたが、調べて見るとかなり大きなチョコレートの会社ですね。広く世界展開しています。

 

 

日本にも支社があるようです。

 

 

チョコレート産業のサプライチェーンには闇があることを以前のブログでも書きました。

 

sc1986.hatenablog.com

 

僕らのグループは「児童労働」にフォーカスして、記事を書くことになりそうです。

 

 

苦労するグループワーク

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いくつかのグループワークがこのTerm2(2月~5月)には組まれています。

 

 

このグループは日本人である僕、中国人2人、インド人2人という構成です。

 

 

インド人の英語は早い上に訛りも強く、理解するのに一苦労です。

 

 

何度も言い直しをしてもらうことがあり、その度に申し訳ないという気持ちともっとわかりやすくゆっくり話してよという気持ちが交錯します。

 

 

ネイティブとインド人は卒なくコミュニケーションを取れていることを考えると、足りないのはやはり自分のリスニング力なんだなと、自分の力不足を嘆くばかりです。

 

 

それでも貢献できるグループワーク

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日本人だからなのかはよくわかりませんが、仕事のポイント・ポイントを押さえることは苦手ではないようです。

 

 

また準備もそれなりにしっかり行います。

 

 

なので英語はへたくそですが、だいたいのグループワークは自分が思った通りの着地点に落ち着くことが多いです。

 

 

これは自分がグループワークに慣れてきたからかもしれませんが、事前の準備や調査をしっかり行っておけば、英語のハンディキャップはカバーできるなというのがいくつかのグループワークを通しての感想です。

 

 

先々を予想して準備する、計画するという能力はどうやら日本人は長けているように感じます。これは自分以外のクラスメートを見ていても感じる部分です。

 

 

しかしながらやはり「英語」が足を引っ張ります。ここをやはり帰国までにもっともっと鍛える必要性を痛感しています。

 

 

まとめ

このブログを書いた後にもグループワークが待っています。

 

 

鍛えるべきは、ビジネスセンスや知識ももちろんですが、英語そのものの能力UPも不可欠です。

 

 

毎日スカイプやTEDを観るように心がけていますが、まだまだです。

 

 

悔しい想いが出来る今の環境を十分に活かしてさらなるスキルUPに励みたいと思います。

 

 

ということで本日は以上です。

 

 

これからグループワークに行って来ます!

 

 

それでは。お読み頂きありがとうございました。