MBA留学 と チョコレート
MBA留学 と チョコレート
今日は、Global Operations and Information Managementの授業でした。
Global Operations and Information Managementという科目は企業のサプライチェーン、つまり資材調達に関することを学ぶ科目です。
そして今日のトピックは「チョコレート」。
チョコレートが大好きな私ですが、今日の授業はそのチョコレートを生み出しているサプライチェーンには闇が潜んでいるというお話でした。
チョコレート業界の問題
写真を見れば、ご想像がついたと思います。
児童労働の問題です。
アフリカでは数十万人の子供達が、学校にも通わず、カカオ農園で働いている実態があるそうです。そしてその労働条件は劣悪、奴隷のような扱いを受けている子供も少なくありません。
予習で見た映像がこちらです。
ドキュメンタリー映像ですが、よく問題がまとまっています。
45分と長いビデオですが、見入ってしまいました。
アフリカで起きている(強制的な)カカオ農園での児童労働の実態がよくわかります。
奴隷同然のように扱われる子供達を見て、なんとも言えない気持ちになりました。
また同時に、この事実に対する自分の無知に恥ずかしさを覚えました。
NGOの活動
こうした子供達を救おうというNGOの存在も、この授業を通して知ることが出来ました。(児童労働に関する詳細も上記のリンクからご覧いただけます。)
寄付やフェアトレードによる販促活動を通じて、多くの子供達を救う活動をしています。
今日の授業を通じて、サプライチェーンの源流にいる国(中国やアフリカや東南アジア)には、こうした問題が数多く潜んでいることを知ることが出来ました。
まとめ
解決策がすぐに見出されるものでもありませんし、今日の授業でも「この問題を解決できる完璧な答えなんてない」と教授が言っていました。
そして、教授はこうも言いました。
「将来グローバルな企業で、重要なポジションに就くのであれば、こういう影がサプライチェーンには潜んでいるということを忘れちゃいけないよ」
と。
いつもは活発なクラスメート達でしたが、今日は少し大人しく、神妙な面持ちをしている生徒が多かったことが印象的でした。
多くを考えさせられる授業でした。
本日は以上です。お読み頂きありがとうございました。