家族と留学 -元MR, MSL がMBAへ、グローバル人材を目指して-

2017年9月から家族(妻1人、娘2人)を連れて留学する31歳外資系製薬会社勤務のMSLのブログです。いままでの仕事の経験や英語の勉強方法、留学のこと、家族とのことなど読んで頂く方に役に立つ情報を掲載できるブログにしたいと思います。

MBA留学 と チョコレート

MBA留学 と チョコレート

 

 

今日は、Global Operations and Information Managementの授業でした。

 

 

Global Operations and Information Managementという科目は企業のサプライチェーン、つまり資材調達に関することを学ぶ科目です。

 

 

そして今日のトピックは「チョコレート」。

 

 

チョコレートが大好きな私ですが、今日の授業はそのチョコレートを生み出しているサプライチェーンには闇が潜んでいるというお話でした。

 

 

チョコレート業界の問題

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写真を見れば、ご想像がついたと思います。

 

 

児童労働の問題です。

 

 

アフリカでは数十万人の子供達が、学校にも通わず、カカオ農園で働いている実態があるそうです。そしてその労働条件は劣悪、奴隷のような扱いを受けている子供も少なくありません。

 

 

予習で見た映像がこちらです。

www.youtube.com

 

 

ドキュメンタリー映像ですが、よく問題がまとまっています。

 

 

45分と長いビデオですが、見入ってしまいました。

 

 

アフリカで起きている(強制的な)カカオ農園での児童労働の実態がよくわかります。

 

 

奴隷同然のように扱われる子供達を見て、なんとも言えない気持ちになりました。

 

 

また同時に、この事実に対する自分の無知に恥ずかしさを覚えました。

 

 

NGOの活動 

acejapan.org

 

こうした子供達を救おうというNGOの存在も、この授業を通して知ることが出来ました。(児童労働に関する詳細も上記のリンクからご覧いただけます。)

 

 

寄付やフェアトレードによる販促活動を通じて、多くの子供達を救う活動をしています。

 

 

今日の授業を通じて、サプライチェーンの源流にいる国(中国やアフリカや東南アジア)には、こうした問題が数多く潜んでいることを知ることが出来ました。

 

 

まとめ

解決策がすぐに見出されるものでもありませんし、今日の授業でも「この問題を解決できる完璧な答えなんてない」と教授が言っていました。

 

 

そして、教授はこうも言いました。

 

 

「将来グローバルな企業で、重要なポジションに就くのであれば、こういう影がサプライチェーンには潜んでいるということを忘れちゃいけないよ」

 

 

と。

 

 

いつもは活発なクラスメート達でしたが、今日は少し大人しく、神妙な面持ちをしている生徒が多かったことが印象的でした。

 

 

多くを考えさせられる授業でした。

 

 

本日は以上です。お読み頂きありがとうございました。