家族と留学 -元MR, MSL がMBAへ、グローバル人材を目指して-

2017年9月から家族(妻1人、娘2人)を連れて留学する31歳外資系製薬会社勤務のMSLのブログです。いままでの仕事の経験や英語の勉強方法、留学のこと、家族とのことなど読んで頂く方に役に立つ情報を掲載できるブログにしたいと思います。

MBA留学 と リーダーシップ

MBA留学 と リーダーシップ

 

 

こんにちは。最近ちょっとだけ、軽い風邪を引きました、

 

 

鼻水が止まりません。

 

 

鼻が赤くなるくらい鼻をかんでます。

 

 

さて、今日はMBAで学ぶリーダーシップについてです。

 

 

リーダーシップ

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今期の科目「Leading in Practice」の中でLeadershipについて学ぶ科目があります。

 

 

また前期の「Organizational Behavior」(組織行動論)の中でもリーダーシップに関する授業がありました。

 

 

MBAを目指す方であれば、きっとこれらの授業への関心は高いのではないかなと思います。将来、経営を担いたいと考えている人が多いと思いますが、そういった方には「リーダーシップ」の要素が不可欠になるからです。

 

 

様々な型が存在するリーダーシップ

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僕は大学時代、リーダーシップにとても興味がありました。

 

 

なぜなら高校時代に自分が率いたチームをリードすることに失敗した経験があるからです。サッカー部のキャプテンをしていましたが、最後の大会で予想に反して早い段階でチームは敗北し、引退してしまいました。

 

 

「俺がチームで一番うまい、俺がうまくなればチームが勝つ」

 

 

そんなスタンスでしたので、チーム全体の雰囲気を考えたり、チーム力を高めるという発想をあまり持っていませんでした。

 

 

そして結果的に、チームは十分な力を発揮することができず、予想に反して早い段階で敗れてしまいました。

 

 

この経験から大学では、「チームをリードするためにはどういう能力が必要なんだ?そういうことを勉強したいな。」と思って、大学を選びました。

 

 

ちょうど、リーダーシップの授業科目を強みにしている大学を東京に発見したので、さくっとそこに進学を決めました。

 

 

大学時代は自分の所属するサッカーサークルをリードすることに夢中で、勉強はそっちのけでしたが、リーダーシップを研究する教授のゼミだけはまじめに取り組みました。

 

 

そのおかげで、色々なリーダーシップ論に触れることが出来ました。

 

 

そのかいあってか、実はMBAで学んだリーダーシップ論はほぼすべて知ってました。

 

 

「状況適応型リーダーシップ」

「カリスマリーダーシップ」

「変革型リーダーシップ」

サーバントリーダーシップ

 

などなど。

 

 

こういった用語がMBAの授業で実際に教授から紹介されました。

 

 

でもとてもあっさりの紹介で、「こういうリーダーシップの型があるよ、こういう場面ではこういう風な対応が望ましいよ。あとは教科書を読んでね。」といった形なので、正直そんなに印象に残りませんでした。

 

 

エッセイで書いた「変革型リーダーシップ」

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僕の好きなリーダーシップの型のひとつに「変革型リーダーシップ」があります。

 

 

英語では「Transformational Leadership」と書きます。

 

 

組織を変革に導くリーダーはどうあるべきかを説明した理論で、Bassという研究者によって研究が進んだリーダーシップです。

 

 

僕の所属していた大学のゼミの先生もこの研究をひとつのテーマにしていました。

 

 

4つの影響力を駆使し、組織を変革に導くのが「変革型リーダーシップ」です。

 

1 理想化された影響

尊敬と信頼を得られる手本となるよう振舞うこと

 

2 鼓舞する動機付け

VISIONを示し、挑戦的で達成しがいのある仕事を遂行し、メンバーの奮起を促す

 

3 知的刺激

既存のやり方にこだわらない新たな取り組みや発想を取り入れる

 

4 個別的配慮

一人一人に対して誠実で、真摯に、そして親身に。メンバーの成長を促す。

 

(説明文は僕自身のおおまかな解釈なので、正確でないことはご容赦ください。)

 

 

このような4つの影響力を発揮して組織を導きます。

 

 

僕は、MBAのエッセイでこのことについて書きました。以前の尊敬する上司のリーダーシップのスタイルを上記4つの視点から分析して、議論するという内容にしました。

 

 

MR時代に、自分自身の営業成績および営業所の成績が絶好調だった時の尊敬する上司のリーダーシップは、上記4点をうまく取り入れたスタイルでした。

 

 

その上司が来る前はどん底だった僕らの営業所は、その上司着任後、劇的に数字が改善し、2年連続でチーム賞を受賞することが出来ました。

 

 

その上司が、このリーダーシップスタイルのことを知っているかいないかは定かではありませんが、素晴らしいリーダーシップを発揮された元上司を僕はいまでも尊敬しています。

 

 

ちなみに論文の成績もDistinction。

 

 

このMBA留学のことも後押しして、背中を押してくれた元上司です。

 

 

いつまでたっても元上司には支えられてるなという気がします。

 

 

感謝感謝です。

 

 

まとめ

本日は以上です。

 

 

MBAの授業でリーダーシップのことは学びますが、非常に広く浅くです。

 

 

そのため、自身の経験+エッセイなどを通して、深くひとつの”型”について勉強し、振り返るとより理解が深まるのかなという印象です。

 

 

ということで本日は以上です。

 

 

お読み頂きありがとうございました。