家族と留学 -元MR, MSL がMBAへ、グローバル人材を目指して-

2017年9月から家族(妻1人、娘2人)を連れて留学する31歳外資系製薬会社勤務のMSLのブログです。いままでの仕事の経験や英語の勉強方法、留学のこと、家族とのことなど読んで頂く方に役に立つ情報を掲載できるブログにしたいと思います。

Live Challenge for Konica Minolta

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https://business.leeds.ac.uk/about-us/article/leeds-mba-students-bring-innovative-ideas-to-konica-minolta/

 

Term1 のひとつの山であるコンサルティングプログラムがリーズのホームページで紹介されていたので掲載しました。詳しくは上記リンクをご覧下さい。 

 

 

コンサルする企業はまさかの日本企業のコニカミノルタ でした。

 

 

ただしプレゼンするお相手はもちろんイギリスの方。

 

 

(Director のジェームズは日本企業が好きな傾向にあるようです。いくつかコネもあるようで、講義でもちょくちょく日本企業の名前が出てきます。)

 

 

正直プリンターの会社というイメージしか持ち合わせていませんでしたが、今回のコンサルティングプログラムを通じて同社が幅広く事業を展開していることを知ることが出来ました。海外における売り上げ比率も高く、グローバルに展開している企業であることがよく分かりました。

 

 

コンサルティングプログラム=良い経験=苦労の連続。笑

 

 

41名のクラスメートが6グループに分けられて、各チームがイノベーションというキーワードを元に、コニカミノルタ に対して新たな事業の提案や現在同社で行われているDigital Innovationの動きをいかに加速させるかという提案を行うというものでした。

 

 

私のチームは、中国人3人、インド人1人、アルメニア人1人、日本人(私)1人の計6人。

 

 

ランダムに選ばれて決められています。

 

 

チームを組んで2ヶ月以上一緒にアイデアを考えました。

 

 

かなり良い経験、言い換えると苦労の連続。、、が最終的には良い提案が出来たと思います。

 

 

簡単に経験を列挙すると、、、

 

 

>自己主張が強い集団の集まりで度々コンフリクトが発生。ケンカレベル。笑

 

 

>会議が時間通りに終わらない。非効率。タイムラインを守らない。1人はお腹が空いたので帰ったにも関わらず、決定事項に後から文句が発生。またコンフリクト。涙

 

 

>インド人は毎回遅刻。笑

 

 

>自分の英語の下手さ加減に毎回凹む。言いたいことが言えないもどかしさ。

 

 

>メンバーの事前準備が疎かなのがまるわかりの時もしばしば

 

 

 

挙げればきりがないですが、、うん、大変でした。正直。

 

 

 

文句みたいになってしまってますが、何が言いたいかと言うと、言語も習慣も異なる人が集まって議論を繰り広げると、「こうまで違うのか、考え方や習慣が」という事を身を持って学ぶことが出来た、それはとっても良い経験でしたということです。

 

 

 

正直、最初はストレスが大きかったです。他のメンバーよりは真面目(?)な日本人の私は時間通りに集まらないことや、準備が疎かなこと、そのせいで議論が長くなってしまってること、会議が非効率であること、コンフリクトがしばしば発生することに対し当初は苛立ってました。

 

 

 

You should prepare more!! 

 

 

 

とか下手な英語でちょっと怒りモードを出した時もありました。(この時は事前にアップロードしてと言っていた資料が全然アップロードされてないことや、企業のリサーチを全然してなくて読めば分かることに2時間も議論を費やしていたことに業を煮やして言いました。)

 

 

ただ苛立ってばかりいてもしょうがないので、自分の身の処し方でこの状況を変えるように自分の意識を変えることにしました。いわゆる「悪条件を楽しめ」的な発想ですね。逆にそうでもしないと、投げ出したくなる位でした。(テーマがわざと曖昧に、広く設定されているので議論するのも難しかったです。あるチームは内部崩壊したと聞きました。笑)

 

 

奥さんにはしょっちゅう愚痴を聞いてもらってましたが、家の中だけに留めるようにしました。

 

 

議論がまとまらないなら事前にタイムテーブルを作ること、英語が下手なら事前に言いたいことや自分の案をPPTにまとめること、提案の構成の元を作って議論をそこに集中させること、など取りあえずちょっとした工夫をすることを心掛けました。提案の素案も作って、それがベースで今回の提案に繋がりました。

 

 

 

また個性の強いメンバーの癖や強みを逆手に取って、意見の強い中国人女性に会議前にネゴをしたり、遅刻はするけど頭が切れるインド人に構成作りを手伝ってもらったり、意識的に雑談を増やすなどして、徐々にチームワークが形成されるように心掛けました。

 

 

 

そのかいあってか、いつしか自分がチームのリーダみたいな存在に。笑

 

 

 

一番英語が下手なのに。一番準備してくるからという理由で。

 

 

 

終わってみれば6チームある中で1番良いチームワークが形成されたのではと思います。主観的に見てもそう思いますが、客観的に見てもほかのクラスメートからも「1番仲が良いよね」といったコメントも貰いました。

 

 

 

コンフリクトも多かった分、結束も強まったかもなという感じです。「雨降って地固まる」というやつですかね。

 

 

 

提案自体もまあまあなものが出来たかなと思います。

 

 

 

正直プロジェクトでの1番の財産はコンサルティングの経験というより、いかに自分の身を処するかということを身をもって学んだことと、グループのチームワークです。

 

 

 

色々ありましたが、良い経験になりました。5時間の非効率な会議とかはもうコリゴリですが、、笑

 

 

 

プロジェクトが終わったような書きっぷりをしていますが、実はプレゼンを最終的には6000字のグループエッセイにしなければならず、まだまだ気の抜けない日々は続きます。

 

 

 

取り敢えず試験勉強の合間の息抜きで、今回の経験を書きました。

 

 

 

今日はクリスマスですね!メリークリスマス!!