家族と留学 -元MR, MSL がMBAへ、グローバル人材を目指して-

2017年9月から家族(妻1人、娘2人)を連れて留学する31歳外資系製薬会社勤務のMSLのブログです。いままでの仕事の経験や英語の勉強方法、留学のこと、家族とのことなど読んで頂く方に役に立つ情報を掲載できるブログにしたいと思います。

No Pain, No Gain

今日は自分を励ましてくれる言葉についてです。

 

 

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No Pain, No Gain

 

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1. 言葉との出会い

2. 尊敬するKOLから頂いた別の言葉

3. 言葉の大切さ

 

 

1. 言葉との出会い

「No Pain, No Gain」

-it is necessary to suffer or work hard in order to succeed or make progress

https://www.merriam-webster.com/dictionary/no%20pain,%20no%20gain

「成功したり進歩を遂げるためには、苦労したり働いたりする必要がある」

 

No pain, No gain − 名言から学ぶ幸せのヒント

 

「苦労なくして得られるものはない」

 

こんな意味だそうです。

 

 

この言葉と出会ったのはイギリスに来て2週間位たってからです。

 

 

イギリスで暮らし始めてからの2週間は、いま考えても環境に適応するために家族みんなが大変な思いをしていた時期でした。

 

 

イギリスに着いて、翌日から授業開始でした。

 

 

(これは完全に僕のミスです。無条件合格に切り替わるのが遅かったのと、大学からのCASの発行がなかなか来ず、タイトなスケジュールになってしまいました。これから留学される方には、絶対早めに来て、環境に馴染むことをお勧めします。特にご家族がいる場合。)

 

 

授業も英語力の問題でなかなかディスカッションに入っていけない。

 

 

予習復習にかなりの時間を取られる。家でも毎日勉強しないといけない環境。

 

 

9月は毎日へとへとになって帰宅してました。

 

 

一方で、

 

 

家のものがなにも揃ってないので、奥さんは毎日買出しの日々。

 

 

と思ったら下の子が発熱で買出しにもいけない。

 

 

そしたらお湯が突然出なくなるトラブルでお風呂に入れない。

 

 

暖房もうまくつかない。復旧のために管理人に連絡するも、レスがめちゃくちゃ遅い、かつ不親切な管理人の対応にイライラ。

 

 

(後日無事復旧しました。がメールなどのレスが遅いのはイギリスの会社の特徴の一つです。)

 

 

他にも、学費の支払い、NHSの登録、バスの乗り方、タクシーの乗り方、小学校探し、携帯の契約うんぬん、などなど。

 

 

大学での生活でも、家での生活でも環境に適応するのに毎日必死で余裕もなく、「日本に帰りたいねえ」なんて話が家の中でもちらほらと出てました。

 

 

そんな中、子供のイベントがあるということで近所の教会へ。

 

 

そこでこの言葉と出会いました。

 

 

そこで知り合いになったイギリス人の人に、環境に慣れるのが大変、大学の勉強も大変と伝えたら冒頭の言葉が返ってきました。

 

 

「No Pain, No Gain, The experience will be useful in the future.(その経験はきっと将来の役に立ちますよ。) 」というi励ましの言葉は、若干弱っていた自分にはとっても響くものがありました。

 

 

それから、授業でのプレゼンをする場面であったり、グループワークを進める時などの少しストレスが掛かる状態の時に、この言葉を思い出すと

 

 

「これも経験だ、よし、楽しむか」

 

 

と前向きになれる自分がいます。

 

 

2. 尊敬するKOLから頂いた別の言葉

「“勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の 負けなし”という一節があります。

 

 

成功はたまたまかも知れませんが、失敗はきっと何か修正点を考えないといけないということですね。

 

 

心理学者・河合隼雄さんの言葉に“ふたつよいことさてないものよ”というのがあります。

 

 

試験に合格すれば幸福なことですが、自分のせいで落ちて不幸な人が一人いますから複雑ですね・・・

 

 

留学でもし失敗があればそれを分析され、またアンラッキーがあったらきっとそれがいいことに繋がるサインだと思って下さい。

 

 

いろいろつらいことがあると思いますが、それらはすべて幸運への準備段階と思います。ご健康で頑張ってください。」

 

 

留学をしてしばらくたってからメールで近況報告をした際にこのようなお返事を頂戴しました。

 

 

いつも、このKOL(キーオピニオンリーダー:業界の中心になる先生のことを製薬業界ではこのように表現します)の先生から頂くお言葉や考え方には感銘を受けるのですが、このお言葉もまた僕の心に響くものがあります。

 

 

物事や事象をどう捉えるかによって、ものの見え方は全然変わってきます。

 

 

自分の心をどう置くのか、どう整えるのか。

 

 

改めて、そういったことを考える良いお言葉だなと思いました。

 

 

3. 言葉の大切さ

 

 

改めて言葉について振り返ると、言葉はとても大切だと思います。影響力があります。

 

 

僕は前向きな言葉が好きです。

 

 

前向きな言葉は人生を豊かにしてくれると思います。

 

 

だから後ろ向きな言葉は意識して使わないようにしています。

 

 

正直、マイナスな言葉を使うこともありますし、愚痴や弱音を吐くこともたまにはありますが、なるべく自分でそれに気付いた時にはセーブするようにしています。

 

 

これからもこの意識は継続していこうと思います。

 

 

イギリスに来て、4ヶ月が立ちました。

 

 

無事にEXAMも終わり、明後日の月曜日からまた授業が始まります。

 

 

きっと苦労するんでしょうね。色々と。

 

 

でもそれを楽しんで、自分自身の成長に繋げたいと思います。

 

 

ということで今日は以上です。今日のブログはポエム的な感じになってしまいました、実用的な内容でなくすみません。

 

 

それではおやすみなさい。