MBA留学 と トランスポート
MBA留学 と トランスポート
なにやらかっこいい響きのトランスポート。
ビジネススクールで勉強した事柄だと思って検索した方がいたらすみません。
トランスポート=Transport=輸送≒子供のスクールバス
を意味しています。
イギリスの現地校の通学にスクールバスが使えるようになりました!
こちらに来てネックだったのが子供の通学。
片道バスを使って、40分程度掛かります。
うちは渡英が遅かったこともあり、近い小学校に入ることができませんでした。
イギリスの小学校探しの苦労話は下記ブログに載せています。
イギリスの通学は親が学校まで付き添うことが基本なので、毎日奥さんが1歳の子供をベビーカーに乗せて送り迎えをしてくれていました。
行って帰ってで2時間、毎日2往復(送りと向え)なので計4時間は通学に使うことになります。
これはかなり大変。1歳の子供もバスで大暴れ。悩ましい問題でした。
奥さんなりにうまく適応してくれて、送りと迎えの合間に買い物しにいったり、無料の英会話教室に行くなどして、なんとか時間をうまくやりくりしてくれていましたが、やっぱり負担でした。
奥さんがトランスポートの強面のおっちゃんを捕まえて、、、
実は入学した時からトランスポート(通学バス)の存在は知ってました。
でもピックアップのポイントはもっと遠くに住んでいる子供達のところだったのと、小学校が始まった時に渡された説明の紙も全然違うエリアの子供達のためのものだったので、はなから自分達は使えないものだとばかり思ってました。
そんな時に、奥さんがたまたま小学校で強面のドライバーさんを見かけたのでダメ元で声を掛けました。
「トランスポート使えますか?」と。
けど移民の人だし、なまってるから全然なに行ってるかわからないとのこと。
とりあえず、「学校に行く道の途中だったらピックアップできるかもしれない、そこまでこれるか?」と言われたとのこと。でも調べてみると家から歩いて20分以上掛かり、それはそれで大変。
そこで今度は別の日に僕も入って、もう一回おっちゃんにチャレンジ。
なんとかもう少し近いところでピックアップしてもらえないかと交渉。
家の場所を教えると、「ここなら家の前まで行ってもいいかもしれない」とのこと。
明日場所まで行ってみるからそしたら連絡すると言われ、待つこと、1日、2日、3日。
完全に忘れられてるので、学校で再度強面のおっちゃんを捕まえることに。
(電話で話しても確かになまりがすごいから僕らの英語力では限界がありました。)
学校でおっちゃんを捕まえると、「明日からでいいか?明日の朝8:15に迎えに行くよ」
と。話が急展開。そして、今週から行きも帰りも、なんと家の目の前までスクールバスが来てくれることになりました!!
今週は天気もひどいので大助かり。そしてネックだった通学の手間も解消されました。
利用する値段もバスの通学に比べたら若干高くなりますが、通学に掛かる時間と苦労を考えたら全然OKです。
娘との通学はそれはそれで楽しかったので少し寂しい気持ちもありますが。
そして強面だけど、実は超やさしいおっちゃん。
自身も移民ということもあって、下手くそな英語にも耳を傾けてくれる心優しいおっちゃんです。
まとめ
とりあえず、おっちゃんの優しさのおかげで通学バスが使えるようになりました。
今回の学びは、とりあえずダメ元でもアクション起こしたら、もしかしたら事が急転するかもしれないということを経験したことです。
全然、トランスポートの説明書に書いてあるエリアに住んでない私達ですが、交渉したらOKになっちゃうイギリスの良い意味でいい加減な文化に今回は救われる形になりました。
なんでも聞いてみるものですね。
本日は以上です。
お読み頂きありがとうございました。